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妊娠後「出産したら母乳で赤ちゃんを育てたい!」と意気込んでいたのに、いざ授乳を開始すると「あなたの乳首(乳頭)は陥没しているね」と言われてしまった…。

あなたは妊娠する前、自分の乳首ってじっくり観察したことはありますか?

母乳育児をする際に陥没乳首(乳頭)で悩んでいるママは結構多く、そうしたママの大半は「自分が陥没乳首だと思っていなかった」と言います。

しかし、実際には日本人だと10人に1人の割合で陥没乳首(乳頭)の状態であるとされているのです。

陥没乳首だと乳腺炎になりやすくなったり、そもそも母乳育児をしにくくなったりするので、もしあなたが現在妊娠前であるなら、今から将来の対策を考えていた方が良いでしょう。

一方、現在あなたがすでに授乳中のママであるなら、自分でできるマッサージや、助産師さんのアドバイス、補助グッズを上手に利用して、陥没乳首(乳頭)でも無理なく頑張れる授乳を目指すのが◎ですよ。

先ずは専門家にしっかり対策を聞こう!

そもそも陥没乳首と言うのは、大体が先天性のものです。後天性のものもないわけではありませんが、後天性の陥没乳首には注意すべき病気が隠れていることが多いので、もしあなたの乳首が後天的に陥没したのであれば、すぐに婦人科で相談をしてみてください。

陥没乳首(乳頭)とは?

さて、陥没乳首(乳頭)…とずっとお伝えしてきていますが、この陥没乳首と言うのは具体的にはどのような状態を指すのでしょうか?

それは、乳首の中心(乳頭)が内側に引き込まれている状態のことを指します(中心が凹んでいるともよく言われいます)。

陥没乳首(乳頭)には、刺激によって陥没の状態が解消する「仮性」のものと、刺激によっても形状の変わらない「真性」のものとがあります。

陥没乳首の原因は何?

陥没乳首には仮性と真性のものがあることを先にお伝えしましたが、陥没乳首になっている人のほとんどは、先天的な要因で乳首が陥没しています。

その主な原因とは、乳房の成長に乳腺の成長が追い付かなったということです。

絶対にそうと言うわけではもちろんありませんが、胸が大きい人が増えると陥没乳首の人が増えると言われているのは、この「乳房の成長と乳腺の成長」のアンバランスが起こっているから起きることなのです。

他に、乳首を支える筋肉繊維の発達が未発達であったとか、筋肉が引っ張り過ぎて陥没しているというのも先天的な素因が原因となっている陥没乳首(乳頭)です。

「陥没乳首(乳頭)×授乳育児」には専門家のアドバイスが必須!

美容目的ではなく、授乳目的で陥没乳首(乳頭)を改善したい!という時にはやはり授乳に関しての専門家である「助産師さん」のアドバイスをもらうのが一番です。

陥没乳首(乳頭)でも完全母乳を果たしているママはたくさんいますし、ベテランの助産師さんなら、そうした陥没乳首で悩んできたママをたくさんサポートしてきています。

まだこれから妊娠・出産を考えているなら、陥没乳首を改善するために、日々乳首に装着するキャップなどもあります。

妊娠中のママなら、助産師さんから陥没乳首(乳頭)を改善するマッサージも教えてもらえます(ただしおっぱいマッサージは子宮を収縮させるので妊娠初期の頃はNGです)。

また、産後、授乳をする段階になって陥没乳首で困った!ということになったら、陥没乳首用の乳首保護グッズなどもあるので、そうしたグッズを使って授乳するのもアリです。

自分でできるマッサージもあります!

先の項でも少しお伝えしていますが、陥没乳首を改善するには自分でできるマッサージもあります。

妊婦さんがするのであれば、必ず妊娠20週は越えていることがポイント。

先ほどもお伝えした通り、おっぱいへの刺激は子宮の収縮を喚起することがあるので、できれば臨月近くなって、赤ちゃんが十分大きくなっている時期から始めた方が、危険が少なくて良いでしょう。

方法としては「乳首を引っ張り出しマッサージをする」というのが一般的。

マッサージの順序は次の通りです。

  1. 乳首を引っ張り出す
  2. 引っ張り出したい乳首の乳房を同じ側の手で支える(左側の乳首を引っ張り出したいなら、左手で左の乳房を支える)。

    この状態で、反対側の手の親指・人差し指・中指の3本を使って、乳首をつまむように引っ張り出す。

  3. 引っ張り出した乳首を上下から圧迫する
  4. つまみだした乳首を人差し指と親指で3秒~10秒、上下に圧迫し続けます。

    ただこれは助産師さんに施してもらうとかなりの痛みを伴うこともあるので、自分でやる時は強めながらも「自分が続けられる程度の痛さ」で行えば良いですよ。

    圧迫の基準は指の爪が白くなる程度ですが、あまりに痛みが強い時は無理をしないでください。

    このマッサージで授乳しやすい柔らかい乳首になるので、1回2~3分のマッサージを毎日行うのがポイントです。

  5. 揉むようにマッサージをする
  6. 乳首を圧迫するマッサージは、慣れてきたら「こよりを作る」ような揉むようなマッサージにすると効果的です。

    これも強めの力でするのですが、まずは圧迫のマッサージに慣れてからでないとできないので、根気よく圧迫マッサージを続けて、大丈夫!と思えるようになったら試してみてくださいね。

ゆっくり赤ちゃんとママのペースで授乳を続けよう

最後に、陥没乳首(乳頭)での授乳についてですが、陥没乳首(乳頭)だと授乳ができないということはありません。

確かに赤ちゃんには難易度のちょっぴり高い乳首にはなるかもしれませんが、そもそも赤ちゃんは乳首だけくわえるわけではありません。

上手な授乳と言うのは、赤ちゃんに乳輪ごとパクッとくわえさせる体勢がとれるのが◎!

赤ちゃんというのは乳輪ごとくわえて、おっぱいを舌と頬の力でしごいて母乳を飲むので、多少乳首が陥没していても、赤ちゃんはしっかり母乳を飲むことができます。

ただ陥没乳首だと、母乳が吸われ切れずに残ることがあり、乳腺炎になりやすくなるので、ママはその点に注意することが大事。

赤ちゃんとママのペースがあうようになれば、多少の陥没乳首でも完全母乳で育てることは十分可能ですので、諦めずにゆっくりお互いのペースをつかむようにしてくださいね。