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母乳が出ないときは何科にいけばいい?

母乳が出ないことを悩んでいるママは、産後すぐから色々な手段を試している人も多いでしょう。

一般的によく行われるおっぱいマッサージを初めとして、食事に気を遣ったりストレスコントロールをしてみたり……。

でも自分だけの努力でどうにもならない時はしっかりとプロの力を借りることも大事。

もし母乳だ出ないことを相談しに医療関係者を訪ねるなら、一体病院では「何科」を訪ねるのが良いのでしょうか?

まずは出産した産科や助産院を訪ねる

母乳が出ないことを相談する最初の機関にはやはり出産をした産科や産院・助産院を訪ねるのが一番です。

妊婦健診から出産、退院までお世話になっているならあなたのカルテもありますし、助産師にも相談しやすいでしょう。

ただ出産をした施設が積極的に母乳育児を推奨していない施設の場合、母乳が出なければミルクを合わせていきましょうとなるので、母乳育児を頑張りたいママの意に添うことが難しくなる可能性はあります。

もしあなたが出産した施設が母乳育児を推奨していない施設であったのなら、近所だったり通える範囲の場所にある母乳育児を推奨している産科や助産院を訪ねるのが良いでしょうね。

里帰り出産をしたから、近所の施設に心当たりがつかないという時は、自治体の保健センターなどに相談をすると、住んでいる場所の近くで母乳育児の相談をできそうな施設を紹介してくれることもありますよ。

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乳房のことを詳しく調べるなら「乳腺外来」に

助産師さんがアドバイスをしてくれたことをしっかり守って暮らしていて、マッサージなどもしっかりしているにも関わらず、どうしても母乳が出ないという時は、もしかしたら乳房の方に物理的な問題があるのかもしれません。

例えば乳管が細くて詰まりやすいとか、そもそも器質的に問題があることも全くないとは言えません。

乳腺外来は乳がん検診などまさに乳腺のトラブルに特化している病院であるので、マンモグラフィや触診などでも、通常の婦人科に行くより「乳腺トラブルに精通した」医師が多くいます。

通常の婦人科ではただの乳腺炎ですね、と判断されたものも、どうして乳腺炎になりやすいのかとか、どうすれば乳腺炎にならなくて済むかなどを、体質と合わせてアドバイスしてくれることもあるので、行ったことがない人は一度行って診察券を持っておくのは良いことです。

授乳期間が落ち着けば、乳腺外来では乳がん検診でお世話になるようにもなりますからね。

東洋医学の機関を訪ねる

西洋医学的観点からは、上に挙げたような施設になりますが、身体を「巡りの面」から診ていくには東洋医学がおすすめです。

特に母乳の出にくいとか出ないという悩みは、ママの冷え性体質などに関わってくることあるので、西洋医学でのアプローチではどうにもならなかった!と言う人は東洋医学を扱っている施設に相談に行くのもおすすめですよ。