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育児のストレス

母乳をしっかり出すには「プロラクチン」と「オキシトシン」という2つのホルモンがカギになるのですが、中でも後者「オキシトシン」は母乳を押し出すために効果を発揮するホルモンです。

このホルモンは別名「幸せホルモン」とも言われ、授乳中でなくても、恋人と触れ合っている時、赤ちゃんや子どもがママやパパに抱きしめられている時にも分泌されるホルモンです。

そして、何よりストレスに弱いホルモンでもあるのです。

もし母乳を押し出すために必要なこのホルモンが、授乳中のストレスや育児のストレス、生活上の(必要ないような)ストレスで打ち消されてしまったら母乳の出は悪くなってしまします。

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どうしてストレスで母乳は出なくなるの?

冒頭でもお伝えした通り、母乳を出すためにはプロラクチンとオキシトシンという2つのホルモンが深く関わってきます。

プロラクチンは母乳の生成に関わるホルモンで、主に睡眠中に作られます。

授乳中、特に産後すぐは頻回授乳なので、ママの体は肉体的なストレスを多く抱えています。

こうした中で、少しの睡眠でもママの体はプロラクチンを作ろうと頑張ります。

そして赤ちゃんがおっぱいを吸ってくれることでオキシトシンが分泌されて、母乳が乳頭から押し出されることになるのです。

こうしたサイクルをしっかり取りたいのに、ママがちょっとの隙間をみて眠っている時間に家族がママの睡眠を邪魔したり、パートナーが自分自身の食事や身の回りのこともしないままでは、ママの睡眠時間は削減されまくって、体力的にストレスが溜まっていきます。

さらにこれには「精神的な」ストレスもがっつり溜まります。

こうした生活を続けていると、ママの心身にはストレスが溜まりまくって、プロラクチンとオキシトシンのバランスも崩れ、母乳は出なくなってしまうのです。

さらに、母乳の出が悪くなって悩んでいるママに周囲の「母乳が出ないなんて……」の声が聞こえてきたら、ママは精神的にもっともっと追い詰められてしまいます。

産後はそれでなくても精神的に殺伐とした時期であるので、できれば周囲の人はママと赤ちゃんが気持ちよく過ごせるように、自分のことは自分ですることを基本とし、出来たらママのことも気遣えるように生活ができると、ママのストレスも軽減していくはずです。

母乳を出したいなら上手にストレス解消を

周囲の心無い言葉や態度に傷ついたりストレスを溜めるママがいるのはよく理解できますが、ママ自身もちょっとだけ冷静になって、自分が抱えているストレスを上手に発散する方法を身に着けるのは大切なことです。

例えば「どうしてもどうしても完全母乳にするから私自身の外出は一切しない!」と自分を追い詰めるより、どうしても完全母乳にこだわるなら搾乳して、その母乳をパパに哺乳瓶を使って赤ちゃんにあげるようにしてもらって、1週間に1度は息抜きをするというのも大事です。

他には1日に1回、たった10分でもいいので、自分自身のために時間をとるのもとっても大切なこと。

ママ自身が「自分のストレスはどうすれば上手に発散できるか」を知ると、肩の力が抜けて好循環が生まれるきっかけになりますよ。